指12本分
今受けている介護実務者研修は、ハローワークが主催の職業訓練。
介護実務者研修は、介護士が介護福祉士の国家資格をとる上で必修の研修なので、ハロワで定員20名で募集公開された時は『こりゃ定員勝ち取るのに争奪戦だぞ、おい』と思ったのだけど、フタを開けてみたら12人しか応募がなく、かなり淋しい人数での開講となった。
たった12人しかいないけれど、なかなか個性派の面々が揃っている。
話をしたり時に観察したりするのがすごく楽しい。
さて。
胃の少し下のほうにある十二指腸。(イラストは向きが傾き過ぎだけど)
指12本分ほどの長さのため十二指腸という名前がついているというけれど、指12本分ってどれくらいの長さだろう?
私はずっと立てた指を横向きに12本並べた長さだと思っていた。
こんな風に。
→ IIIIIIIIIIII
でも、同じく訓練を受けている子は人差し指を水平に12本並べた長さだと思ってた。
こんな風に。
→ ――――――――――――
正解としては、実際の十二指腸の長さが大体25センチ〜30センチということなので、少し短かめとはいえ私が思っていた並べ方が正しい。
でも、指を横向きに12本並べるっていう発想は、十二指腸の形状から考えると私は少しも思いつかなくて、斬新ですごく面白いと思った。
おまけにその子が『12本ってこう?』なんて言いながらして見せた仕草(左右の人差し指を水平に合わせたモジモジポーズみたいなの)が可愛くて可愛くて・・・・・・
同じ質問を家に帰ってから母にしてみた。
すると『十二指腸って長いよね。4~50メートルあるんでしょ?』というトンチンカンな答えが。
はて。どこから得た情報だろうか。
ちなみにグーグル先生に尋ねてみると、代わりに専門のWikipedia先生が『腸全体で7~9メートル』と教えてくれた。
柔軟な発想力とかみんなの考え方が面白くて、人が集まれば集まるほど目からうろこが飛び出すのが、今すごく楽しい。