昔の自分、明日の台風

過去の日記を掘り出した。

記憶の中のあの頃の自分は幼くて、頼りない存在だった。

それでも掘り出したそれに綴られた文章の、あの頃の自分は、そこそこ自分の考えをしっかり持っていて、且つ、他者のこともそこそこ考えられる思考の持ち主だった。

我ながら意外。

日記って、結構いいもんだなと思った。

明日は台風が本土に大接近するようだ。

このところの大規模災害続きを目の当たりにするたびに、過去の日本が、世界が、今の日本が、世界が安易に地球を文明化した代償なのだなと思わざるを得ない。

やれアンチだの冷戦だの、やれどこそこの国がああだとかこうだとか、そんなこと言うよりも前に、世界が同じ方向を見ることができればいいのに。

地球環境について、もっと出来ることはないか考えることができればいいのに。

まあ、実際そんなことが起こるのはあり得ない話で、もしも起こったらそれはそれで気持ちが悪いものなのだろうけど。

世界がみんな仲良くどころか、小さい教室の中でさえこんなにも荒れ果てているのだから。

ゴミ一つゴミ箱に入れるのが億劫な人が、世の中にはごまんと居るのだから。