昔の大切なものは今のゴミ
洋楽が大好きで、CDをわりとたくさん持っている。
ちゃんと数えたことはないけれど、100枚くらいは軽くある。
レディオヘッド、シガーロス、オアシス、ジャックジョンソン、バトルズ、ビートルズ、ホラーズ、モグワイ、レッチリ、トータス、ミューズ…etc…etc…あー、もうアーティストの名前を書き連ねるなんて、これはある意味での未練だろうか。
でも、すごく大切に思っていたCDだったはずなのに、今はまったく執着がなくホコリをかぶっていたら、とうとう親に『これいるの?いらないの?』と聞かれ『いらない』と応えてしまった。
大量のCDが捨てられることになってしまう。
少し惜しい気持ちもある。
大切なCDだったから、キズもほとんど無いから売れば少しは収入になると思うし、中古でも構わないから欲しいという人には貢献できると思う。
ただ、埃をかぶったCDを売れる状態にするのは、執着のなくなってしまった今では、面倒な作業でしかない。
なんだろうな、あんなに欲しくて欲しくて欲しくて、大枚をはたいて買ったのに、たいした後ろ髪も引かれることなく手放せるこの心理と、無職で貧乏なくせに売る選択肢を捨てるズボラさ。
自分の感情の希薄さに、ちょっと怯える。